やたいち日記 |
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『蔵の歴史』
ここ金成町は、その昔「萩の村」と呼ばれていました その名の通り萩の花の美しさで知られ、今でもたくさんの萩が見られます そこから「萩」をとり、縁起のよい「鶴」と組み合わせて名付けたそうです 金成町は岩手と宮城の県境にあり 昔から交通の要所・旧奥羽街道の宿場町として栄えた面影を残す金成町は 平安時代金売吉次の親・炭焼藤太が金を発見 そのことから金が成る所としてその地名がついたと云われています 松尾芭蕉の「奥の細道」や民話の中に金成の歴史とロマンが今でも数多く残っています その金成で江戸時代末期天保年間に創業 旧萩野村の地主だった萩野酒造の初代が 集めた産石米をどのように活用するか思案をかさねた末 その米を使っての酒造りを始めたのが事業の始まりでした 大戦中は、米造りに使う釜などの金属類は全て徴収され酒造りを中断していましたが 戦後近隣農家の方々の協力をえて昭和23年酒造りを復活させ今に至っています 酒米は全体の3割が、自作田と近隣農家と契約栽培してるいる美山錦 他にひとめぼれ、トヨニシキ、山田錦、蔵の華などです “冬水田んぼ(冬期湛水田)”の有機農法無農薬栽培米を使うなど 地元の農家と連携した酒造りが特徴です 水は持ち山の霊堂山に豊富に湧き出る 奥羽山脈の栗駒山を水源とする自然水(軟水)を使っています この蔵は米も、水も、人も、消費も地元 “地産地消”まさに宮城の地酒そのものです 『萩の鶴 極上純米酒』 県産米「蔵の華」で仕込まれた純米酒 冷やすよりも常温 常温よりも少し燗をつけると柔らかくいい具合です 飾らない素朴な味わいに癒しを感じます 熟成も楽しみな一本です
by yataiti1gou
| 2011-04-23 13:28
| 日本酒
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