やたいち日記 |
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大正4年創業
無類の酒好きだった創業者、三浦順吉氏の心を現代に再現すべく おいしい酒、たのしい酒を醸すというテーマで 平成五年から三代目三浦幹典氏が『綿屋』を創り出しました 名前は屋号に由来しています 『丹沢山』『隆』醸造元、川西屋酒造店の露木雅一専務の協力により『綿屋』の醸造が始まりました それから二年後、南部杜氏の玉山専昭氏と出会い、杜氏、蔵人を入れ替えて再出発 地元では綿屋以前の銘柄「金の井」「寿礼春」という銘柄も少しだけ造っています 三浦幹典氏が目指すのは「料理と響きあう酒」 料理の味を引き立て、きれいな味わいとふくらみのあ味わいです 全て蔵元の冷蔵庫で貯蔵され酒の熟成を待ってから出荷されています 綿屋のお酒は米と水の良さを生かした造りが特徴です 水は「小僧山水」と呼ばれる清涼な水を使い 米は地元の熱心な「専業農家」さんの造る上等米 それらを丁寧に蔵元が醸す、まさに三位一体で成り立っているのです 特に注目すべきは、農家さんのレベルの高さです 現在は米の栽培農家は兼業が多く、米作りに専念する専業農家は少なくなっています しかし、この蔵の近隣に「名人」と呼ばれるような専業農家さんが何人もいらっしゃいます その農家さんの協力も得て 北限山田錦と呼ばれる日本最北端の山田錦の栽培にチャレンジした意欲的な酒や 無農薬栽培の酒を世に送り出しているのです また、他の酒蔵では「米違い」などでラインナップの幅を膨らましていますが 「農家違い」というラインナップはあまり見かけません 綿屋はこれをやっています 近隣に実力と意欲のある農家さんが多いからこそ為せる業ですね 『綿屋 特別純米酒』 派手さとインパクトでぐいぐい迫ってくるようなお酒ではありませんが 出来立ての若葉の風味を残しつつ寄り添う味わい 美味しいものを前にするとついつい飲みたくなる酒
by yataiti1gou
| 2011-04-23 16:41
| 日本酒
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