やたいち日記


食材日記です
by yataiti1gou
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カテゴリ:こ行( 2 )

こんにゃく

最近は、ダイエット食品としてお姉さま方に大人気のこんにゃく。

そのほとんど(96%~97%)が水分だってんだからなるほど納得。

どうりでカロリーが低いわけですよね。

水分以外の主成分はグルコマンナンという成分で、

なんと、人の消化酵素では消化されないので、そのほとんどはカロリーがないそうです。

しかも胃の中で水分を吸って何十倍にも膨れるってんだから、

まさにダイエット食品の王道というわけです。

そのほか、便秘解消や血糖値、血中コレステロールを下げる効果や、

免疫増強活性があるとも言われています。

このこんにゃくの原料となる『こんにゃく芋』が日本へ渡来した説はいろいろとございますが、

定説をひとつご紹介いたします。

原産地はインドシナ半島と言われ、

島伝いに農耕文化の北方伝来とともに縄文時代には日本に伝わっていたと考えられています。

文献に残る記録では、

6世紀頃に中国から薬として仏教とともに伝わったのが最初だとされています。

食用としては、中国で唐代(BC700年頃)こんにゃく芋を灰汁で煮て食べた記録があり、

さらに四川省、湖北省等で栽培されていた記録が残っているので、

豆腐と同様、仏教によって肉食を禁じられた代わりの副食物として揚子江流域に発展し、

その後日本へ仏教の伝来とともに輸入されたと考えられます。

食用として中国からの移入が盛んになってもこんにゃくを口にできたのは、

貴族や僧侶などの一部上流階級の人々だけだったそうです。

鎌倉時代の文献には仏前のお供えとしていた記述が残されており、

このころから路上で売られるようになりましたが、まだまだ庶民には高嶺の花。

ようやく庶民に普及したのは江戸時代に入ってからだといわれています。

その背景には、水戸藩の中嶋藤右衛門が、

栽培に適する土地が限られ、しかも腐りやすいなどの理由により、

食べられる地域や季節が限られていたこんにゃく芋を、

製粉(乾物)することを考案し、年中食べられるようにしたからだといわれています。

後に全国各地に販路、消費、産地が広がり、庶民の味となったそうです。

明治のはじめ頃まで

このこんにゃく粉は水戸藩の専売品として他県での販売が禁止されていたため、

水戸藩の財政に随分と貢献したそうですよ。

水戸藩の専売が解禁した明治以降は流通が活発化し、

生産・製造が本格的に分業されるようになり現在にいたりました。


d0176160_1543848.jpg



※製粉したこんにゃく粉でこんにゃくを作ると、白いこんにゃくになってしまいます。

しかし、昔は皮ごとすり下ろしてこんにゃくを作っていたため、灰色に黒いテンテンが通常、

白ではこんにゃくらしくないと評判が悪かったため、

ひじきの粉を入れて意図的に色をつけるようになったそうです。

現在のこんにゃくは、大半がこの製造方法で作られていますが、

冬季になると『道の駅』やデパートなんかには、粉ではなく生のこんにゃく芋をすって作った、

生芋こんにゃくが売られています。

お見かけの際はちょいと試してみてください。

ふるふるとした柔らかな食感がちょっとくせになりますよ。
[PR]
by yataiti1gou | 2012-01-30 17:03 | こ行

こしあぶら

『山菜の女王』

山菜の王様といわれているたらの芽に対し、近年人気なのが山菜の女王こと『こしあぶら』

女王の名にふさわしいすらりとした見てくれに上品な香り

アクが少々ございますので、まだ葉の開かない若芽・新芽を食します

採取時期は長く、奥山では7月中頃まで採取ができ

里山では他の山菜が終了しても、高山のこしあぶらは山の雪どけ時まで採取ができます

こしあぶらの木は、たらの木と同様「ウコギ科」に属しているため

生えている場所も近いことが多く

山菜摘みでは『たらの芽ついでにこしあぶら』なんて一粒で二度おいしいこともよくあります

最初の一本を見つけるまでが大変ですが、群生していることも多いので

一度見つけると比較的採るのがやさしい山菜です

地方によっては、こしあぶらを食べない地域もありますので

狙って行ってみてはいかがでしょうか

d0176160_1523631.jpg


『名前の由来』

奈良・平安時代に、コシアブラの木からとった樹脂液を

漉(こ)して漆(うるし)のように用い、金属や革などに塗っていたようです

黄色の液で、仕上がりがきれいな金色になるそうです

このことから、漉した油(樹脂液)の意味で『こしあぶら』となりました



『こしあぶらの栄養価』

葉にはケンフェノールとクエルセチの配糖体のイソクエルチトリンを含み

血圧を下げる効果があり、便秘にも良しとされています

また、ポリフェノールを多く含み抗酸化作用、抗菌作用、制ガン作用などがあります

若芽には脂肪から来るコクがあり、天麩羅はもちろん、おひたしやごま和え

炊き込みごはんもおいしいですよ
[PR]
by yataiti1gou | 2011-05-27 16:37 | こ行


カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
メモ帳
ライフログ
検索
人気ジャンル
ブログパーツ
最新の記事
たかやしろエステートブラン
at 2013-02-24 22:23
日置桜
at 2013-01-07 16:47
鷹勇
at 2012-12-16 17:07
鯉川
at 2012-11-30 00:20
さつまいも・蔓無源氏(つるな..
at 2012-11-23 01:03
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧