やたいち日記


食材日記です
by yataiti1gou
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カテゴリ:せ行( 1 )

勢子蟹 (セコガニ)

関東の市場では、勢子蟹(せこがに)や香箱(こうばこ)の名で流通しているずわい蟹のメス。

地域などによっては、こっぺがになんても呼ばれています。

実は、冬の宴会などで鍋や焼き蟹にして食べているあのずわい蟹は、すべてオスです。

メスは足を広げても手のひら程しかありません。

なぜ、メスは小さいのでしょうか。

それは短期間に産卵、抱卵、幼生放出を繰り返すので脱皮ができないためだといわれています。

オスとメスの大きさがあまりに違うためか、

多くの地域ではオスとメスに別々の名前がつけられています。

オスはエチゼンガニ、マツバガニ、ヨシガニ、タイザガニ他、

メスはメガニ、オヤガニ、コッペガニ、コウバコガニ、セコガニ、セイコガニなど、地域により様々。

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とにかく面倒な勢子蟹。

細い足の身と卵を全部ほぐして、甲羅にぎっしり詰め込みます。



『今だけのお楽しみ』

勢子蟹の魅力は卵。

体内にある卵巣「内子」と、お腹の房にある「外子」です。

内子(卵巣)は鮮やかなオレンジ色をしており、歯応えがあり濃厚な味をしています。

外子(お腹の房の子)は、プチプチとした食感を楽しめます。

外子は卵の成熟度を増すごとに黒っぽくなってきます。



『禁漁期間』

輸入物や冷凍物は別ですが、

日本では資源保護にて禁漁期間が厳しい為、限られた期間しか獲ることができません。

新潟県以北の漁期はオスメスともに10月1日~翌年5月31日。

富山県以西の漁期はメスが11月6日~翌年1月10日、オスは11月6日~翌年3月20日。



『ずわい蟹のずわいとは』

細い木の枝を指す古語「楚(すわえ、すはえ)」が訛ったものだそうです。

確かに細く長いその足は木の枝のようですよね。

市場では、たいていズワイガニとカタカナで書きますが、

漢字で津和井蟹と書くこともあるそうですよ。

そういえばうちの常連さんにもいるな。

すらりと枝のような手をしたおばさんが‥‥
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by yataiti1gou | 2011-11-22 18:30 | せ行


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