やたいち日記


食材日記です
by yataiti1gou
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カテゴリ:む行( 1 )

青森のムール貝

和名はムラサキイガイ。

紫女性の性器に似ていることから「ニタリガイ」や「ヒメガイ」なんて卑猥な呼ばれ方もします。

原産地は地中海周辺やヨーロッパ。

船の船底に付着したり、幼生がバラスト水に混入するなどして、

世界中に分布を広げ日本にも移入してきたました。

1920年くらいから神戸港で見られ、繁殖力が強く汚れた海でも繁殖出来るため、

その後急速に全国に広がっていきました。

港や防波堤でもよく見ることがありますが、

汚染された海域の場合は中毒を起こす可能性があります。

くれぐれもそこらでとった貝は召し上がらないようご注意くださいませ。

産卵期である4月から6月にかけてが特に貝毒が発生しやすいので要注意です。

商品として店で売られているものはきれいな海域で養殖したもので、

検査体制が確立しているため安心です。

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カキ養殖では、このムラサキイガイがカキに付着し、カキの成長に阻害をきたすのを防ぐため、

ムラサキイガイの産卵期 4月~ 6月をはずしたり、

水深1m以深に深吊りすることにより、ムラサキイガイの付着を防ぐ対策をとる事もあります。

カラの隙間から足糸(そくし)という糸を出し、岩などにカラを固定して生活します。

足糸は非常に強靭で接着力も強いため、水中接着剤開発のための研究対象にもなっているそうです。

この貝は、他の多くの二枚貝類と同様に濾過摂食で、

海中のデトリタスやプランクトンを食べて生活しています。

糞や食用にされなかったゴミは粘液でまとめられて体外に出されて沈殿するため、

他の濾過摂食型貝類と同様に懸濁物の多い水を透明にする働きがあります。

この点から新たな水産資源であるとともに、水質浄化の試みも行われ始めました。

横浜市環境創造局が水質浄化実験のため海の底にこの貝を沈めています。

スウェーデンに関しては、すでに環境改善のために養殖を始めています。

食材としては、元々日本には生息しない貝でもあり和食ではあまり利用されてはいませんが、

ヨーロッパ料理を中心にした外食産業での需要は、養殖の成功にともない徐々に増え始めています。

瀬戸内海では「瀬戸貝」として炊き込みご飯などにされているようですよ。
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by yataiti1gou | 2010-11-17 00:32 | む行


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