やたいち日記


食材日記です
by yataiti1gou
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天下取りの秘密

織田信長が普段に食していたと云われる献立に「天下取りの秘密」という一品がありました

それが焼きみそです

信長は焼き味噌が大の好物だったようです

戦国時代、味噌は大事なタンパク質とナトリウムの補給源として重宝され

戦にも非常食として携帯されていました

当時の焼き味噌は、しゃもじや薄い板に味噌を塗り直火で焙っていたようです

粗食で有名な家康も「湯漬け飯」とともに「焼き味噌」を常食としていたといわれています

やたいちでは江戸ねぎと胡桃を入れた焼き味噌を定番でお出ししています

身体がボロボロのハードコアなお客様が多いので

当店では白味噌8に信州味噌2の割合で塩分控えめの甘めにつくっています

d0176160_059574.jpg



『家康の焼き味噌事件』

三方ヶ原の戦いで、信玄に完膚なきほど叩きのめされ

三河譜代の家臣・夏目吉信、鈴木久三郎らが身代わりになって討ち死にするなか

家康は命からがら逃げ延びたという、三方ヶ原一帯に残る「家康敗走伝説」

このとき家康は、命からがら浜松城に逃げ帰る途中

疾走する馬上で糞を垂れ流しながら逃げたそうです

本人は気づいていなかったようですが、重臣の大久保忠世に見られてしまい

家康は、腰に付けて持っていた焼き味噌が

押しつぶされただけだと強がりをいったという逸話が残っています


「なんだバカ野郎!もらしてなんてねえよ」

「みそだよみそ!なっ味噌だろ」

「おい大久保、ちょっと食ってみろ」

なんて家康のことですから、こんな無茶を言ったかもしれませんね


d0176160_1322085.jpg


これは、そのとき描かせた徳川家康の肖像画です

「狸親父」と言われる家康には似つかわないこの一枚

その時の苦汁に満ちた表情を

自分の戒めのために絵師に描かせたのだそうです

おもらしした戒めじゃありませんよ

血気にはやって武田軍の誘いに乗り

多くの将兵を失った自分に対する戒めです

この後は熱くなった自分を抑えるため

この絵を見て自重したそうです
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by yataiti1gou | 2010-11-25 02:05 | つまみ
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