やたいち日記 |
|
旬は冬から春
棲息地は北海道中南部から中国大陸 瀬戸内海や三河湾、東京湾など大きな内湾の干潟や浅い泥の海に深く潜っています マテガイは塩分濃度にとても敏感で 急激な塩の変化があると巣穴から飛び出す性質があります この性質を利用してとるというわけです これはご存知の方も多いかもしれませんね とり方は簡単、先ずマテガイのいそうな潮の引いた砂地を良く見て探すと 1cm程度の穴がポツポツあいている所があります これがマテガイの巣穴です この巣穴に塩をひとつまみ振り込んでしばらく待つと マテガイがピュってな具合に飛び出してくるので そいつをガッチリと押さえこんで、ゆっくりとひき抜きます 昔なつかしのもぐらたたきみたいなもんで、ついつい童心に帰ってしまいます ぜひ潮干狩りに行くときがございましたら、塩を片手に楽しんでみてはいかがでしょうか 『負けず劣らずの濃厚な味わい』 さっと網で焼いて、煮きり醤油を塗りつけあつあつをやるもよし 一気に酒で蒸し上げるもよし そんな食い方がいろいろございますが、個人一番のおすすめは汁もん 先ず、砂を食ってることがあるので貝をカラからはずしちゃいます 旨味が出ちゃうなんてケチなことを言っちゃいけませんよ そこらのやわな貝とは旨味の濃さが違います ちょっとぐらい垂れ流したって問題なんかありゃしません 砂がジャリッとしちゃ、せっかくの吸いものもただの茹で汁になっちゃいますからね なんたってここは駆け引きが重要です さあ下処理が出来たらいよいよ本番 水を沸かし煮え立ったところに、艶っぽいカラをぬがしたマテ貝を投入 すると一気に貝は縮こまり、旨味が耐え切れずどばっと放出します あの濃厚な旨味は他の貝を寄せ付けません 至福のだしが約束された瞬間です 間違えても塩なんか入れちゃだめですよ あのうすらぼけた感じがいいわけですから 料理は引き算、たしていいのは愛情だけ!
by yataiti1gou
| 2010-12-08 02:33
| ま行
|
カテゴリ
全体 つまみ ワイン 日本酒 そのほか あ行 い行 う行 え行 お行 か行 き行 く行 け行 こ行 さ行 し行 す行 せ行 そ行 た行 ち行 つ行 て行 と行 な行 に行 ぬ行 ね行 の行 は行 ひ行 ふ行 へ行 ほ行 ま行 み行 む行 め行 も行 や行 ゆ行 よ行 ら行 り行 る行 れ行 ろ行 わ行 を行 ん行 未分類 以前の記事
2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 フォロー中のブログ
メモ帳
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||