やたいち日記 |
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うどは2,3メートルの大きさに育ちますが
育ち過ぎたうどは食用にも木材にもなりゃしません このことから、図体はでかいが役に立たないことを『うどの大木』なんていいます ですが、そんなうども春先の新芽や茎は待ちに待った春のご馳走 新芽や葉はからりと天麩羅、茎はなんたってぬたが一番 剥いた皮で金平なんかやった日には、酒なんかいくらあったって足りゃしません 『山うどに白うど』 山うどは緑化うどとも呼ばれ、畑で光に当てて育てるうどです 茎が出てきたところに、下部に土をかぶせ、その部分が軟化したところを収穫します 短くて、穂先に緑色の芽があるのが特徴 香りが強く、歯ごたえがしっかりしており、4から5月頃に出荷されます 天然ものは、山の傾斜地などに自生しています 白うどは畑で栽培した根株を地下室に植え、光を当てない状態で育てたうどです 闇の中で栽培し、モヤシのように茎が白く 柔らかくてクセがないので食べやすいのが特徴です 立川市を中心とした東京都多摩地域の特産として栽培されています うどの栽培はすでに江戸時代から始まり、東京を代表野菜となっています 当時は、人よりも早く初物を食べた粋な江戸っ子らが 春先に独特な香りと歯ごたえのある「うど」をわれ先に争って買い求められたことが 俳句や川柳にも詠まれています 『栄養素と効能』 うどの成分の中には、アスパラギン酸が多く含まれています このアスパラギン酸はエネルギー代謝などを高め カルシウムなどミネラルを体の隅々まで運ぶ働きがあり、疲労回復に大きく貢献します 水分が多く食物繊維も豊富で超のつく低カロリーなので、ダイエットにも最適な食材です また、独活(どくかつ、どっかつ)とも呼ばれ薬用にもなります アイヌ民族の中ではウドを「チマ・キナ」(かさぶたの草)と呼び 根をすり潰したものを打ち身の湿布薬に用いていたそうです ちなみにアイヌにとって、うどはあくまでも薬草であり 茎や葉が食用になることは知られていなかったようです
by yataiti1gou
| 2011-05-10 16:57
| う行
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