やたいち日記

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山東菜 (さんとうな・さんとうさい)

毎年、東京市場では12月10日前後から10日間しかセリが行われない今や幻の山東菜。

その名の通り中国の山東省が原産で、白菜と同じアブラナ科の野菜です。

白菜のように丸く結球せず、葉先が菜っ葉のように開いたまま半結球で育つのが特徴です。

明治8年の東京博覧会で清国から山東ハクサイとして紹介され、

その後、日清・日露戦争で中国へ出征した人々が持ち帰った種がきっかけで、

全国的に栽培される様になったそうです。

しかし、大半が漬物に利用される山東菜は1株で6~8キロもあるため、

高齢化の進む山東菜の農家は次々と辞めてしまい、

現在ではそれに代わり1株2~3キロで流通や作業が楽な白菜が市場の主流となりました。

数少ない現在の主な産地は埼玉ですが、昔は東京やその周辺でも沢山栽培されていたようです。

荒川や江戸川においてその運搬を『べか舟』という1人乗りの小船によって行ったことから、

関東では『べか菜』ともよばれています。

通年栽培されていますが、若摘みの小型の物は春。

漬物用に大きくなってから収穫されるものは、

12月の漬け時に合わせて栽培されているので、12月が旬です。

山東菜は白菜に比べ、長期に漬け込んでも酸味があまり出ないのが特徴で、

昔はどこの家庭でも2樽、3樽と漬け込み春まで食べたそうですが、

食の多様化・料理の簡易化・外食化により、今ではほとんど忘れさられてしまいました。

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山東菜は普通の白菜よりカロチンの含有量が豊富であり、

ビタミンCやカルシウムも豊富で整腸作用があるほか、肩こりにも効くそうですよ。
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by yataiti1gou | 2011-12-06 17:18 | さ行
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